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さくらだふぁーむ
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地元の天草で新規就農したきゅうり農家の櫻田です!(^O^)/
現在は直売所の立原の里、とれたて市場に出荷してます!
また、Webサイトでもご購入可能です。
https://sakuradafarm.official.ec/





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2019年09月04日

軽減税率は農家にとっては負担です

消費増税まであと1か月くらいになりました。

事務担当者にとってはすごく負担になることになるでしょう。ちなみにさくらだふぁーむは、主がそうなるだろうと予想していたため以前から対策を考えていたのでそこまでの負担はなくいけそうです。

今年から始まる軽減税率、こやつが曲者なのですよ(´◉◞౪◟◉)


まぁちょっと勉強したことを書こうかなと思うんだけどですね。

農協出荷と市場出荷、直売所とかもかな委託業者を仲介して商品を出す農家さん。漁師さんとかもそうなるのかな?

とっても面倒なんです(´◉◞౪◟◉)


消費者にとっては、簡単に言うと食べ物に税率は増税しないので今までとかわらず、増税するものに対しても購入する時にお金を払うだけですよね。消費者にとっては、今と変わらず物を購入できるんです。


農家の自営業に関しては経費というものがある為、経費を計算しないといけないわけなんですが、購入するものに関してはほとんど食べ物でないため10パーセントの税率、販売するものに関しては食べ物8%その違いが曲者なんです。


農業でJA出荷の場合で例えると、野菜をJAに出荷します。その時には8%。出荷経費には10パーセントかかります。入ってくる金額というのは出荷経費を引いた金額なんです。

今までは委託販売の場合、入った金額で売上を上げることが特例で許されていたのですが、今回からはそうは行かなくなりました。

税率が違うことで課税消費税の違いが出てきてしまうからです。つまり、売上は口座に入ってきた金額だけじゃダメだということなんです。

詳しく言うと、口座に入ったお金を販売金額にできなくなったので、JAが出荷経費を引く前の金額で売上額を上げる。そして、JAの引く出荷経費を経費としてあげる。ということです。白色申告の場合も同じです。

それってすごく事務作業が面倒な事になりますよね。


そしてこれも忘れがちですが、課税事業者が増えるということでもあります。なぜかって?だって販売金額が増えるということですもの。JAに引かれている出荷経費も販売額になるんですよ。

つまり、いままで600万くらい~1000万未満の売上額の農家さんが、出荷量が増えてなくても1000万の大台を超えてしまって課税事業者になる可能性が高いということなのです。

それって、やばくないですか?だって年に1回事業の消費税を払わないといけなくなるということなんですよ。所得も変わらずに、税金が増えるという・・・


末恐ろしい・・・国もみなし税率を下げたりと対策を考えているようなのですが、そもそも払ってないものを払わないといけなくなるのは嫌ですよね。

それだったらいっそ軽減税率いらなくね?と思ってしまうのが本音です。


税金ますます高くなっていきますね( ;∀;)




Posted by さくらだふぁーむ at 21:00│Comments(0)経営について
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